ホームジムの作り方を解説!どんな準備や器具が必要?
こんにちは!トレーニングマシンメーカー・ZAOBA(ザオバ)の上地です。
「筋トレが好きだけど、忙しくてジムに行けない」
「自宅でもジムのような本格的なトレーニングをしたい」
そう考えている人には、ホームジムがおすすめです。
自宅をジムのようなトレーニング環境にすることで、
今までにジムに通っていた時間をトレーニングする時間に活用することができますよ。
今回は、ホームジムはどのようにして作るのか気になる方のために、
ホームジムを作るときに必要な準備と、どんな器具を設置したら良いのかをご紹介します。
ホームジムとは?作るにはどのくらいの広さが必要?
ホームジムとは、自宅の一室にトレーニングの器具やパワーラックなどを設置し、ジムのようなトレーニング環境がある空間のことです。
ホームジムには次のようなメリットがあります。
- ・一度設置すると自宅で長期的にトレーニングが可能
- ・周りの目を気にせず、一人で集中してトレーニングができる
- ・自分以外の家族も一緒にトレーニングできる
他にも、自宅にホームジムを作ることでジムへの往復の時間や、器具の順番待ちの時間もなく、
いつでも自分の好きな時間に本格的なトレーニングをすることができます。
ホームジムに必要な広さは6〜8畳ほど。
このくらいの広さを確保しておくと、器具の周りに十分スペースができるのでオススメです。
4畳半の広さでも、器具は限定されてしまいますがトレーニングをすることは可能ですよ。
ホームジムの作り方、まずは準備面から!
ホームジムを作るとき、器具を設置する場所の床を補強する必要があります。
器具を設置するまでの下準備についてと、必要な工具を紹介します。
器具設置に必要なもの
- ・スパナ(ボルトやナットを回して締め付けを行う工具)
- ・脚立
- ・メジャー
メジャーを使って部屋の寸法を測り、器具が設置可能かどうかを事前に確かめておくことが大切です。
また、器具を購入したときに工具がついていないものあるため、
スパナを持っていない方は用意しておくと作業がスムーズです。
パワーラックは高さが200cm超えるため、脚立があると便利!
他に台になるものがある場合には脚立は不要です。
床を補強するために必要なもの
- ・ジョイントマット
- ・コンパネ
- ・ラバーネット
器具を設置するときには、床の補強が必要です。
床に器具を直接置いてしまうと、床が傷つきやすく重みで凹んでしまう可能性があります。
そのため、クッション材やコンパネを敷くことによって負荷が一点に集中しないようにし、床への傷や凹みを防止しましょう。
さらに1番上にラバーマットを敷くことによって、滑り止め効果としてケガを予防したり、
振動の軽減や防音効果もあるため近隣の方への騒音対策としてもおすすめです。
また、バーベルなどの重量のあるものは、トレーニング中にコントロールし切れず落としてしまうことがあると思います。
そんなときに床の補強をしてないと、床が割れてしまったり凹んでしまったりと被害が大きくなることも。
少し費用は掛かりますが、はじめに床の補強をしっかり行うことが大切です。
ホームジムを作る際の注意点もチェック!
賃貸の場合は、作る前に必ず不動産や管理会社へ相談し許可をもらいましょう。
また、マンションの床には大きく分けて「二重床」と「直床」の2種類があります。
「二重床」は、配管を通すために床の構造が二重になっているもの。
「直床」は、コンクリートスラブの上に直接床材を施工したものです。
どちらも重量のある器具をおいて問題はないと思いますが、
二重床の場合には床の補強をしていても支柱などの構造のない部分にプレートが落下すると、
床が割れたり凹んでしまう可能性があるのでご注意ください。
ホームジムを作るのにおすすめなマシンは?
ホームジムを作るときには、鍛えたい部位やどのようなトレーニングを行いたいかによって購入するマシンが変わってきます。
今回は、ウェイトトレーニングに必要なマシンを中心に紹介していきますね!
本格的なトレーニング器具は長期間使用するものなので、安全性や構造がしっかりしたものを見極め、
自分の目的と購入可能な予算に合わせて選択することが必要です。
パワーラック
パワーラックは、バーベルなどを設置できる台のことで、自宅で本格的なトレーニングするために必要なアイテムです。
チンニングバーで懸垂やスクワット、ベンチを配置すればベンチプレス・デッドリフトなども行えます。
ボックスタイプとハーフタイプの2種類があるので、
自宅に設置するときには部屋のスペースに合ったサイズを選ぶと良いでしょう。
部屋に十分な広さがあり、設置スペースが確保できる方はボックスタイプ、
設置する広さがない方はハーフタイプがおすすめです。
購入するときには、長期的に使用することを考えて自分にあったものを選びましょう。
※現在持っているバーベルを使いたい方は、パワーラックの横幅が合うか確認してから購入するようにしましょう。
バーベル
バーベルはパワーラックと組み合わせることで、スクワット・ベンチプレス・デッドリフトなど全身の筋肉を鍛えることが可能です。
初めてトレーニング機器を揃えるという方は、
自宅の床を傷つけにくいラバータイプのプレートとシャフトがセットになっているものがおすすめです。
別々に購入するよりもセット価格の方が安い場合が多く、
購入した日からトレーニングが始められるのが魅力です。
トレーニングベンチ
トレーニングベンチは、いろいろな種類のトレーニングができるように工夫されています。
鍛えにくい部位に負荷をかけることができるため、バランスよく体を鍛えることができます。
トレーニングベンチは、2種類あります。
フラットベンチ
フラットベンチは角度調整がない平らなベンチシートで、値段も比較的安くて軽い物が多く、
折りたたみ式でコンパクトに収納ができる物もあります。
寝た状態でトレーニングをするダンベルやバーベルを使った筋トレにおすすめです。
アジャスタブルベンチ
アジャスタブルベンチは角度調整ができるので、角度をつければインクラインベンチ、水平にすればフラットベンチとして使えます。
角度によっては、より重心をかけた筋トレメニューをすることができ、
バリエーション多く鍛えたい方におすすめです。
中でも、ホームジムに向いているマシンをいくつかご紹介しますね。
ハーフ ラック
省スペースで、スクワットやデッドリフトなど高重量を扱うトレーニングを行えるハーフタイプのパワーラックです。
オリンピックシャフトが2本収納でき、ハーフラック専用のディプスバーを購入するとディップストレーニングも可能です。
フックはラックイン・ラックアウトがしやすい構造。
間隔が80mm刻みなので、トレーニングや体格に合わせて細かい調整ができます。
スペースを有効活用してトレーニングしたい方におすすめです。
ラバープレート135㎏セット
オリンピックシャフトとプレートがセットになった商品です。
BULLのラバープレートは重量精度誤差±2%以下を実現。
高級ラバーコーティング加工をしているので、床が傷つきにくく、
落としたときの耐久性も高く、錆びにも強いため長く使用することができます。
10kg以上のラバープレートは持ちやすいグリップホールディングタイプなので、
シャフトにも設置しやすくなっています。
ラバープレートは1.25kgから20kgまで、
幅広いプレートがセットで付いており、徐々に負荷をかけていくことが可能なので初心者の方にもおすすめです。
さらに重量がある175kgセットも用意してあるので、
自分のトレーニングの負荷に合ったラバープレートが選択可能です。
アジャスタブル ベンチ
BULLのアジャスタブルベンチは、バックパッドの角度が0°~90°に調整可能なためフラットベンチとしても使用でき、
バリエーション豊富にトレーニングが可能です。
角度を変えた時に、バックパッドとシートパッドの隙間を自動的になくすように設計されています。
シート幅が29cmあるため、体が大きい人にも使いやすい設計になっています。
効果的なトレーニングが可能で、移動キャスター付きなので移動させやすく便利です。
ネオフレックス ラバーマット
サイズはW1,000×L1,000×H10(mm)。
しっかりグリップが効いて滑りづらく、ダンベルやプレートなどの衝撃にも強い耐久性・優れた品質・安全性を誇るラバーマットです。
ホームジムの床に敷くのにもぴったりですよ!
ホームジムの作り方を知って本格的なトレーニングを楽しもう
自宅でも本格的なトレーニングに取り組みたいと考えたとき、
6畳ほどの広さがあれば器具を購入することでホームジムを作ることができます。
その際は、床の補強も忘れずに!
設置するまでが大変ですが、一度設置すれば休日や時間があるときなど自分の好きな時間にトレーニングが可能なのでおすすめです。
ジムに行くまでの時間もトレーニングに活用することができますね。
初心者から上級者まで始めやすく、マシンも種類が多く性能が高いものもあるので、ぜひ検討してみてください。
ZAOBA(ザオバ)では、誰もが安心して使えるトレーニングイクイップメントを開発・提供しています。
本格的な筋トレに興味のある方は1度チェックしてみてくださいね!