狭い部屋にホームジムをコンパクトにつくるには?必要なものを解説
こんにちは!トレーニングマシンメーカー・ZAOBA(ザオバ)の三縄です。
ジムに行かなくても自宅で手軽にトレーニングを行えるホームジムは、
トレーニングをしている方にとって憧れですよね。
しかし、ホームジムを検討している人の中には
「部屋が狭いので満足できるホームジムが作れるか不安…」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、狭い部屋でもコンパクトなホームジムをつくるのに必要なものを一挙にご紹介!
ホームジムをコンパクトにするメリットやデメリット、注意点も解説しますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
ホームジムをコンパクトにするメリット・デメリット
「ホームジムを作るには広い部屋が必要なのでは?」と思っている方も多いですが、実は狭い部屋でもホームジムを作ることは可能です。
ただし、狭い部屋にコンパクトなホームジムを作るのは、いくつかのデメリットがあるのも事実。
ホームジムをコンパクトにするメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。
ホームジムをコンパクトにするメリット
狭い部屋にコンパクトなホームジムを作るメリットとしては、以下のようなものが挙げられるでしょう。
- 部屋が狭くてもトレーニングができる
- 予算を抑えられる
まずは「部屋が狭くてもトレーニングができる」という点です。
ホームジムに必要な器具は後ほど解説しますが、ダンベルや懸垂マシンなどがあれば最低限のトレーニングはできるでしょう。
1〜3畳程度の小さなスペースしかなくても、体を鍛えることが可能ですよ。
さらに「予算を抑えられる」という点も、コンパクトなホームジムを作るメリットです。
部屋自体がコンパクトであれば購入するアイテムも少なくなりますから、
必然的に低予算で準備することになるでしょう。
上で述べたようなダンベルや懸垂マシンなどであれば数万円で購入できます。
また、自分の筋力レベルや予算にあわせて少しずつ器具を増やしていけることも、コンパクトに始めるメリットといえるでしょう。
大きな器具を狭い部屋におくことは難しいですが、
狭いスペースでもコンパクトなトレーニング器具を上手く活用すれば、トレーニングの幅を広げられるんですよ。
ホームジムをコンパクトにするデメリット
コンパクトなホームジムにメリットがある一方
「大きな器具を使うトレーニングができない」といったデメリットも存在します。
例えば、バーベルや大きめのラックなどは狭い部屋には設置できないため、
それらを使用するトレーニングは難しいでしょう。
高負荷なトレーニングを中心に行いたいという場合は、
コンパクトなホームジムでは物足りないかもしれません。
ただし、トレーニングの種類や回数を工夫すれば、最低限の器具でも、
大きな器具を使ったトレーニングと同程度の負荷をかけてトレーニングを行えます。
ダンベルやベンチなどを使用する簡単なトレーニングは日常的にホームジムで行い、
バーベルやマシンを使った高強度のトレーニングは週に1〜2回ジムで行うという方法もおすすめですよ。
狭い部屋にコンパクトなホームジムをつくるのに必要なものは?
狭い部屋でコンパクトなホームジムを作りたいという場合、まずは以下の器具を揃えるのがおすすめです。
- ダンベル
- 筋トレ用ベンチ
- ハーフラック
それぞれ詳しく解説していきます。
ダンベル
ウェイトトレーニングに欠かせないダンベルは、コンパクトなホームジムでも必須のアイテムといえるでしょう。
本格的なマシンやバーベルと比べて、トレーニングのバリエーションが多いのもダンベルの魅力ですよ。
ダンベルを購入する場合は、重量を調整できる可変式タイプがおすすめです。
低重量から高重量まで自由に調節できる可変式ダンベルが1つあれば、
初心者から上級者になるまで長く使えますよ。
筋トレ用ベンチ
コンパクトなホームジムを作る際にダンベルとセットで用意したいのが、筋トレ用ベンチです。
ダンベルと筋トレ用ベンチさえあれば、基本的なウェイトトレーニングはほとんど行えるでしょう。
ダンベルを下に入れておけば、かなりの省スペースでまとめておくことが可能ですよ。
筋トレ用ベンチを選ぶ際には、角度を調整できるものがおすすめ。
インクラインベンチ・デクラインベンチなどさまざまな種類があるため、
自分がメインで行いたいトレーニングにあわせて選択しましょう。
商品によっては脚を畳んで小さくできるタイプもあるため、収納性もチェックしてみてくださいね。
ハーフラック
バーベルトレーニングをしたい場合は、パワーラックの設置を検討する方も多いでしょう。
しかし、一般的なパワーラックは四方をフレームで囲まれているため、
設置するには広いスペースが必要です。
ハーフラックならパワーラックほど大きくないため、狭い部屋でも設置できます。
フレームに囲まれていないため、筋トレ用ベンチと組み合わせるなどでトレーニングのバリエーションも増やせますよ。
ホームジムではマットも忘れずに購入しよう
ホームジムを作る際にはダンベルやベンチ、ラックなどの器具ばかりに注目してしまいがちですが、
トレーニングマット(ヨガマット)やジムマットなどのマット類も忘れてはいけません。
トレーニングマットは、腕立て伏せや腹筋などの自重トレーニングに欠かせないアイテムで、
ケガや事故を防ぐ効果にも期待できます。
ジムマットは、防音の機能や器具を床に落とした際のダメージ防止の役割を持っています。
マシンを使ったトレーニングは意外と振動が発生するので、振動が伝わるのを防ぐためにもジムマットは重要です。
狭い部屋でホームジムをつくるときの注意点
では、狭い部屋にホームジムを作る際にはどのような点に注意すると良いのでしょうか。
部屋の広さや耐荷重などについて、詳しく解説します。
事前に部屋の広さや形をチェックする
ホームジムを作る際には、事前に部屋の広さや形をチェックしておきましょう。
器具やマシンの大きさとあわせて検討することで、狭い部屋でもスムーズに設置を進められますよ。
ホームジムを作るのに最低限必要な広さは、2畳程度です。
ただし2畳というのはダンベルトレーニングや自重トレーニングなど、
大きなマシンを必要としないトレーニングのみ行う場合に限定されます。
ハーフラックなどのマシンを設置したい場合には、3畳半〜4畳程度あると良いでしょう。
また、商品によっては高さがあるものもあるため、
設置する場合は事前に部屋のサイズにあうかどうかを確認しましょう。
部屋の形のせいでデッドスペースが生まれてしまうケースもあるため、
ホームジムを作る際にはできるだけ四角形に近い間取りがおすすめですよ。
部屋の耐荷重を確認する
ホームジムを作る際には、部屋の耐荷重のチェックも欠かせません。
耐荷重を確認せずにホームジムを作ってしまうと、トレーニング中に床に穴を開けてしまったり思わぬ事故が発生したりするリスクがあるためです。
マンションや戸建てには、基本的には「積載荷重」というものがあります。
積載荷重とは人や家具などを1平方メートルあたりにおける重量のことで、
建築基準法では180kg以上と定められており、一般的には180kg/㎡であれば重さに耐えられるとされています。
ホームジムを作る際には、この積載荷重を意識して器具を選ばなければいけません。
特に狭い部屋でホームジムを作ろうとすると、1箇所に器具やマシンを集中させてしまいがちなため注意しましょう。
自分自身の体重も考慮した上で、設置する器具を選んでくださいね。
※ベンチやパワーラックなど、大型のトレーニング機器を導入する場合、
賃貸にお住いの方は必ず管理会社に確認をしてください。
ホームジムはコンパクトでもOK!狭い部屋でもトレーニングしよう
「ある程度広い部屋でないと、ホームジムを作るのは難しいのでは?」と思う方も多いですが、
実はそんなことはなく、狭い部屋でもホームジムを作ることはできます。
コンパクトなホームジムには「大きな器具を使うトレーニングができない」というデメリットの一方、
部屋が狭くてもトレーニングができる、コストを抑えられるなどのメリットがあるんですよ。
工夫次第では、狭い部屋でも後からトレーニングの幅を広げることも可能です。
狭い部屋でコンパクトなホームジムを作る場合は、
まずは「ダンベル」「筋トレ用ベンチ」「ハーフラック」などから購入するのがおすすめ。
自重トレーニングに欠かせないトレーニングマットや
防音・床のダメージ防止のためのジムマットなども忘れないようにしてくださいね。
また、狭い部屋でホームジムを作る際には事前に部屋の広さや自宅の耐荷重をチェックしておきましょう。
狭い部屋でも工夫しながらホームジムを作り、理想のトレーニング環境を作ってくださいね!
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