分譲マンションでホームジムを作る方法は?注意点も確認!
こんにちは!トレーニングマシンメーカー・ZAOBA(ザオバ)の畠山です。
本格的なトレーニングを自宅で行いたい方におすすめのホームジム。
ホームジムを検討している方の中には「分譲マンション内に設置したい!」と考えている方も多いのではないでしょうか。
建物の構造や近所への騒音対策など、いくつかのポイントを押さえれば、
分譲マンションでも安心してトレーニング生活を送れますよ。
今回は、分譲マンションでホームジムを作る方法や注意点を詳しくご紹介!
ホームジムに必要な広さも紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ホームジムとは?どのくらいの広さが必要?
ホームジムとは、自宅に設置したトレーニング専用の部屋のことを指します。
好きなタイミングで体を鍛えられる、ジムに行く手間が省ける、
周りの目を気にせずに筋トレできるなど、多くのメリットがあります。
自分好みにトレーニング器具を揃えられるのも、ユーザーにとっては嬉しいポイントでしょう。
ジムといっても、ほとんどの場合は特別な工事などは必要なく、
防音シートや必要なトレーニング器具を設置すればホームジムの完成です。
ホームジムにかかる費用は、規模や揃える器具によって変わります。
ダンベルやベンチ、トレーニングマットなどの最低限の器具だけであれば20〜25万円で揃えることができます。
本格的なマシンや全身鏡を設置していくにつれて費用は上がりますので、
まずは最低限の器具から揃えるのがおすすめですよ。
また、ホームジムを作るためには最低でも2畳以上のスペースが必要です。
ただし2畳というのは、ダンベルトレーニングや自重トレーニングなど、基本的な筋トレのみを行う場合の広さです。
マシンを設置するなら最低でも4畳半、マシンを設置した上で余裕を持って
トレーニングしたいという場合には6〜10畳程度あると良いでしょう。
分譲マンションにホームジムを作るときの注意点を確認!
自宅でいつでも気軽にトレーニングが行えるホームジムですが、
分譲マンションに設置する場合、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。
ご自身のケガを防ぐのはもちろん、大家さんや近隣住人とのトラブルを避けるためにも、事前に必ずチェックしておきましょう。
まずはマンションの重量制限・構造・強度をチェック
ホームジムを作る際に、まずチェックしておくべきは、マンションの重量制限・構造・強度です。
トレーニングには、バーベルやウェイト類などの重量がある器具が欠かせません。
本格的なトレーニングのためにパワーラックやマシンを搬入した場合、
1つで100kgを超えるものもあるでしょう。
合計するとかなりの重さになってしまいますよね。
マンションには、住人の安全を確保するために「重量制限」というものが定められています。
ホームジムを作る際には、必ず重量制限の範囲内に収まるようにしましょう。
特に軽量鉄骨や木造の分譲マンションの場合は強度が低く、
最悪の場合はトレーニング器具の重量に耐えられず、床が抜け落ちてしまう可能性も。
鉄筋コンクリート構造の分譲マンションの場合は、
重量制限に問題がないことがほとんどですが、念のため事前に確認しましょう。
高重量のものを置き過ぎない、トレーニング道具・器具を1ヶ所に集めないといったことも大切ですよ。
室内の傷対策・騒音・振動対策も万全に
マンションの強度が十分だからといって、重いダンベルやマシンを直接床に置いてしまうのはNGです。
ホームジムには、必ず床にジムマットを敷き詰めましょう。
上に立ってトレーニングすることを考え、硬めのものを選ぶのがおすすめですよ。
また、ジムマットは近所への騒音対策としても効果的です。
マシンがぶつかり合う音やダンベルを置くときに発生する金属音は、想像以上に響き渡ります。
床のゴムマットに加え、壁に防音シートを貼ったり、
金属のラックやセーフティー部分をスポンジやゴムなどでカバーしたり、騒音対策は十分にしましょう。
ゴム製のラバープレートを使うと音が出にくいです。
トレーニング器具を床に置いたり、ラックに戻したりするときには、ゆっくりと戻すのも大切です。
ドスンと置くと、マットを敷いていても床や壁に振動が伝わります。
マンションの階数にかかわらず、音や振動は周囲に伝わりやすいので気をつけましょう。
鏡の設置などで必要なリフォーム工事は管理組合に確認が必要
ホームジムでの筋トレ中、正しいフォームを確認するために全身鏡が必要になることもあるでしょう。
モチベーションを上げるという意味でも、ホームジムへの鏡の設置はメリットがあります。
せっかくなら壁に埋め込むタイプの大きな鏡を設置したいと考える方も多いのではないでしょうか。
ただし、分譲マンションでリフォームを行う場合、勝手に取り付けてはいけません。
分譲マンションを購入した人は必ず管理組合に加入する必要があり、
リフォームをする場合は「管理規約」に則って進める必要があるためです。
専有部分である自分の部屋をリフォームする場合でも、
管理組合に事前に工事の申請を行う必要があります。
鏡の設置に限らず、リフォームを行いたい場合には必ず事前に管理組合に確認しましょう。
安全対策を怠らないことも大切
ホームジムの準備で意外と見落としがちなのが、安全面への対策です。
一般的なトレーニングジムでは、トレーナーやジムのスタッフが定期的に見回りをしているため、事故が起こってもすぐに助けてくれます。
しかし、ホームジムでは基本的に1人でトレーニングすることが多いですよね。
自分のペースでトレーニングできるのはホームジムのメリットですが、その分、安全対策はしっかりと。
セーフティーバーやバーベルカラー(プレート止め)は、必ず用意しましょう。
毎回のトレーニング前にも、きちんと機能するかどうかを確認してくださいね。
分譲マンションにホームジムを作る際は騒音・損害対策を入念に
日常的にトレーニングを行う人なら誰でも憧れるホームジム。
好きなタイミングに自宅で気軽にトレーニングできる、
周りの目を気にする必要がないなど、さまざまなメリットがあります。
いくつかのポイントを押さえれば、分譲マンションにホームジムを設置することが可能です。
まずはマンションの重量制限や強度をチェックし、トレーニング機器の重量が制限内に収まるようにしてくださいね。
鏡の設置などでリフォームが必要な場合には、管理組合への確認も忘れてはいけません。
その他にも騒音・振動・損害対策や安全対策もしっかり行いましょう。
ZAOBA(ザオバ)では、誰もが安心して使えるトレーニングクイップメントを開発・提供、トレーニング機器の販売を行っています。
筋トレを始めたいという方や本格的な筋トレに興味のある方、
ホームジムを検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。