ホームジムの床は補強するべき!その理由や補強方法を詳しくチェック

こんにちは!トレーニングマシンメーカー・ZAOBA(ザオバ)の上地です。  

スポーツジムに通いたいけど「仕事が忙しくてジムが通うのが難しい」「移動時間がもったいない」

と考えている方に人気なのが、自宅に導入できるホームジム。  

ホームジムに興味があるけど「床が抜けないか心配」「床の傷や音、衝撃などが心配」という方も多いと思います。

床の補強をしっかりとすることで、より安全にトレーニングを行うことができますよ!  

今回はホームジムに興味がある方のために、ホームジムを作るときに床の補強が大切な理由と、

補強するために必要なものなど補強方法についてもご紹介します。

トレーニング    

ホームジムを作るなら床の補強はしっかりと!

ホームジム作るときには、最初の準備として床の補強がとても大切になってきます。

床の補強が大事な理由と、どれくらい強度が必要なのかについて説明します。  

なぜ床の補強が大事なのか?

自宅の床はジムの床と構造が違うため、バーベルなどの重量がある器具を落としたときに床を傷つけてしまう可能性があります。  

賃貸に住んでいる場合は、床が傷ついてしまうと修繕費も高くなってしまい、

退去時に大家さんとのトラブルの元となるため、特に床の補強が必須といえるでしょう。  

はじめに床の補強をしっかりとしておくことで、傷の防止や凹み防止だけでなく、

トレーニング中のシューズ音や器具の扱うときに鳴る金属音などの防音効果も!

滑り止めの役割もしてくれるため、怪我の予防にもつながります。  

その後のトレーニングを安全かつ快適するためにも、床の補強は大事なのです。  

どのくらいの強度が必要?

実際にホームジムを作る際に注意したいのが、床の強度についてです。  

一般的な住宅の居室が耐えられる積載荷重は、1㎡あたり約180kgとされています。

重量を使ったトレーニングとなると、

トレーニング器具自体の重量と自分の体重も追加されるため、住宅の設計荷重を大幅に超えてしまうことがあります。  

住宅の設計荷重を大幅に超えてしまうと、床の凹みなどの原因に。

ジョイントマットなどのクッション材やコンパネなどの板を下に引くことでを保護し、

荷重の掛かる面積を広げて分散させる必要があります。  

トレーニング中に思わずバーベルやプレートを床を落としてしまうことも。

床が凹んでしまった!とならないように、

床を守ることで安心してトレーニングに集中することができます。    

ホームジムの床の補強方法や準備についても知っておこう

自宅でジムと同じようなトレーニング環境を作るためには、床の補強が重要です。

ホームジムを作る際に必要な準備と、床の補強方法について紹介します。  

賃貸や自宅のことで事前に確認する点

書面による承諾(賃貸)

入居前の場合には、管理会社や大家さんにホームジムを作ることを相談し、許可や同意をもらう必要があります。

ホームジムを作る承諾を得た場合には、賃貸借契約書の特記事項に

「用途としてウェイトトレーニングを行うことを認める」といった追加記載もしてもらいましょう。

 許可や同意をもらったことを書面に記載することで、

近隣の人とトレーニング中の音などでトラブルになった場合に説明がしやすくなります。

退去時に「許可していない」となってしまうなど、万が一のトラブルにも備えることができますよ。  

現在、賃貸に入居している場合には、ホームジムを作る許可が得られない場合もあるので、

ホームジムを作ることを考えている方は必ず管理会社や大家さんに確認をしましょう。  

自宅の床の構造や設置場所

自宅の2階や3階にホームジムを作ること考えている場合には、

床の構造がトレーニング器具に耐えられる構造であるか、設計した建築会社に確認する必要があります。  

自宅の場合だと1度設置すると移動が大変なため、ホームジムを設置する場所はよく考えましょう。

重量のある器具を長期間設置することを考えると、

可能であるなら2階よりも1階か、ガレージなどに作ることをおすすめします。

これから自宅を建てる場合には、建築会社や工務店などに器具の重量や設置する数、トレーニング内容を伝えておくと良いでしょう。

壁や床の防音についての対策方法などをアドバイスしてもらえるので、

1度相談してみてくださいね。  

床の補強に必要なものと設置方法

トレーニング器具を設置する前の、床の補強に必要な物と設置方法を説明します。  

①傷防止用のクッション材

フローリングや畳などの床に傷が付かないようにするため、

1番下にジョイントマットやゴム板などのクッション材を敷きます。

ダンベルとフラットベンチしか置かないような簡易的なホームジムであれば、

騒音や振動をあまり気にする必要はないでしょう。

傷防止と滑り止めのために、厚さのあるゴムマットやジョイントマットを敷くだけでも十分なトレーニングが行えます。  

②コンパネなど木材の板

コンパネとは、コンクリートの型枠に使われる合板のこと。

器具の重量を分散するために、傷防止用のクッション材の上に板を設置します。  

床を補強するための板は、ホームセンターやネット通販から購入できます。

できるだけ大きいものを購入したいので、事前に部屋に入る大きさを測っておきましょう。

木材の場合は、店員さんに必要なサイズに切ってもらうと良いですね。  

ベニヤなどの薄いものだとダンベルなど落としたときに割れやすいため、

9〜12mmほどの厚さの板をおすすめします。  

③滑りを防止するためのマット

1番上には、滑りを防止するためのラバーマットか固めのジョイントマットを敷きます。

マットも種類も多くさまざまな硬さのものが販売されていますが、

足元が柔らかいとトレーニング中に沈みが発生して踏ん張れず危険です。  

悩んだ場合には、トレーニング器具を販売しているメーカーの物を購入することをおすすめします。  

この3つを揃えるには、それなりにお金がかかってしまいますが、

はじめにしっかりと補強をしておくことで安全で快適なトレーニング環境を手に入れることができます。

床の強度については建物の構造によって異なるため、

自己責任でしっかり確認して行うようにしましょう。    

ホームジムを作る際に注意する点も知っておこう!

トレーニング

ホームジムを作る際には、いくつかの注意点があります。

部屋のサイズや防音面・環境面、賃貸で床が凹むなどの損害を与えてしまった場合にどうすべきかなど、

あらかじめ注意点を確認しておきましょう。  

部屋のサイズの注意点

ホームジムを作るときに必要な広さは6〜8畳が目安。

6畳の広さがあれば、パワーラックにトレーニングベンチとバーベルなどの最低限の器具を設置することができます。  

4畳半の広さでも器具は限定されてしまいますが、トレーニングをすることは可能です。  

ただし、6畳よりも狭くなると器具の搬入や組み立てが難しくなることも。

トレーニング中にも狭いことでプレートなどの道具を扱いにくくなるため、

設置する器具が少なくなってしまうデメリットもあるでしょう。

複数の器具を設置する場合には、器具の器具の間にゆとりが必要です。  

また、パワーラックなど高さがあるものは組み立て時に天井に近すぎると使いづらく、

バーべルを置くときには少し壁から離す必要があるため、高さや横幅にも注意しましょう。  

賃貸の場合だと、トレーニングマシンを購入したものの、

玄関や部屋の入口が狭くて入らないというケースもあります。

購入前に入口の大きさを確認することも大切です。  

防音対策や室内環境の注意点

自宅でトレーニングをするときには、集合住宅の場合や自宅と隣の家が近い場合には防音対策が必要となります。  

バーベルのトレーニングのときなど、プレートの金属音は意外と周囲に響きます。

特にマンションで上下に人が住んでいる場合には、近隣の人に迷惑をかけてしまう可能性があります。

騒音トラブルを避けるためにも、プレートはカバーのついているラバープレートを選びましょう。

ダンベルやバーベルを収納するラックを設置する場所には、

必ずジョイントマットなど衝撃を吸収する物を敷くようにしましょう。  

新築であれば費用は掛かりますが、床や窓を防音仕様にすることで、

声を出してトレーニングしたり音楽を流したりと快適さがアップします。  

また、どうしても騒音対策としてドアや窓を締めた状態で体を動かすことが多くなってしまうため、

室内の空気が停滞したり、トレーニング中に室温が上がりやすくなります。

ホームジムを作る部屋には、空調設備をつけるなどの対策も必要です。  

損害を与えてしまった場合の対応

火災保険で建物の補償がある契約をしている場合、

トレーニング中に床や壁に傷や凹みなど損害を与えてしまったときには、

修繕費の補償をしてもらえる可能性があります(※トレーニング機材を商用で使用する場合は除く)。  

誤って壁や床に穴をあけてしまった場合は、まず火災保険の契約を確認しましょう。

適用範囲だった場合には、保険金の支払いを受けることができるかもしれません。  

ただし、火災保険は退去時に遡って適用することができないため、

傷や凹みなどの事故があったらすぐに保険会社へ連絡をするのが良いです。

火災保険は入居時に加入している場合がほとんどなので、

事故が起きる前に保険の適用範囲を1度確認しておくことをおすすめします。    

ホームジムでは床を補強し、安全で快適なトレーニングを

ホームジムでは、床を補強することで防音や怪我防止につながります。

滑り止め効果もあるので、自宅で安全にトレーニングするためには欠かせない下準備です。  

実際にジムで敷かれているラバーマットなどを使用すると、見栄えも良くなり気分も上がるでしょう。

器具を購入するときには合わせて予算を検討してみてください。

ZAOBAでは、誰もが安心して使えるトレーニングイクイップメントを開発・提供しています。

本格的な筋トレに興味のある方は1度チェックしてみてくださいね!  

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