ホームジムに必要な広さは?その他の条件もチェック!!
こんにちは!トレーニングマシンメーカー・ZAOBA(ザオバ)の上地です。
自宅に気軽に筋トレできるジムのようなスペースがあったら、
好きなタイミングでトレーニングを行えて嬉しいですよね。
ホームジムに興味があるけど広いスペースがないから…と諦めている人も多いと思います。
器具の選択方法によっては、部屋が狭くてもホームジムを作ることができますよ!
今回は自宅で本格的なトレーニングをしたい方のために、
ホームジムに必要な広さについてと、広さ以外にも確認しておくべきポイントについてご紹介します。
ホームジムの理想の広さ、最低限の広さとは?
ホームジムを作るときに必要な広さは、トレーニング内容や目的によっても変わります。
最低限確保しておきたい広さとレイアウトの例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
ホームジムに必要な広さの目安とは
ホームジムを作るときには、はじめに器具を設置するスペースを確保する必要があります。
設置する器具ごとの広さの目安は異なります。
自宅にホームジムを作るなら、胸や背中、肩、下半身などあらゆる箇所を鍛えることができるパワーラックは、ぜひ設置したい器具ですよね。
パワーラックは奥行きや幅や高さが必要な器具なので、
余裕を持った設置を考えると6〜8畳の広さの部屋が必要になります。
6畳の広さがあれば、パワーラック以外にもベンチ台やダンベルなど、
一通りトレーニングに必要な器具を設置することができます。
さらに、トレーニングのバリエーションを増やすために器具を増やしたい場合には、もう少し広い空間が必要になってきます。
例えば、ケーブルマシンや固定のダンベルセットなどを設置したいとなると、
最低8畳ほどの広さがあれば、器具の配置場所に困らず実用性の高いホームジムを作れるでしょう。
最低限確保したい広さは4畳半!搬入経路の確保も大事
都内で賃貸に1人暮らししている人や、
家族が多くて6畳の広さを確保するのが難しいという場合、最低限確保しておきたい広さの目安は4畳半です。
4畳半ほどの広さがあればパワーラックもギリギリ配置することができるでしょう。
もっと省スペースでホームジムを作りたい場合には、
インクラインベンチと可変式ダンベルの2つを用意し、最低2畳ほどの広さでトレーニングを行えます。
しかし、トレーニング前のストレッチやトレーニング中に腕や足を広げることを考えると、
壁などにぶつからないように、最低4畳半ほどの広さは欲しいところです。
また、パワーラックのような大きい器具の場合、実際に部屋に運び込めるかどうかも確認が必要です。
完成された状態で届く場合には、所定の位置まで搬入経路が確保できるかをしっかり確認しておきましょう。
もし搬入が難しい場合は、組み立て式にする等が必要になります。
トレーニング器具のレイアウト例
ホームジムを作るときには、器具のサイズ感がわからず購入を悩んでいる方も多いと思います。
とくに、高負荷のトレーニングが可能な器具は幅や高さがあるため、
レイアウトを考えるのは難しいですよね。
広さ別にレイアウト例をご紹介しますので、ぜひ自分好みのホームジムを作ってみてください。
6畳のレイアウト例
以下の5つを配置する場合のレイアウトをご紹介します。
- ・パワーラック
- ・インクラインベンチ
- ・スピンバイク
- ・シャフト&プレート
- ・ダンベル
6畳の広さを効率よく使うためには、パワーラックは壁から少し離して部屋の中心に配置します。
そうすることでベンチプレスをメインに行いたい方はインクラインベンチをラック内に、
スクワットをする場合にはラック外に配置することが可能になり、出し入れが楽になります。
スピンバイクは、部屋を広く使うために壁側に設置しましょう。
パワーラックとは違い、シャフトの長さを考える必要がないため、
壁ギリギリに置くことができます。
散らかりがちなプレートは、プレート収納が可能なパワーラックやハーフラックを選ぶか、
プレートツリーなどを用意しておくと部屋がスッキリとします。
4畳半のレイアウト例
4畳半の場合は広さがあまりないため、器具を厳選して配置を考える必要があります。
以下の4つの器具を配置した場合のレイアウトをご紹介します。
- ・パワーラック
- ・インクラインベンチ
- ・シャフト&プレート
- ・ダンベル
4畳半の広さにパワーラックを配置する場合には、部屋の縦か横どちらか長い方の壁寄りに配置しましょう。
ベンチを出し入れすることも考えると、ラックの向きが重要になります。
パワーラックとインクラインベンチを配置したら、ダンベルを使うときに両腕を広げても壁にぶつからないかどうか確かめ、
余った場所にプレートやダンベルの収納場所を設置しましょう。
器具を配置するときには、器具の周りにスペースが必要です。
とくにパワーラックに使用するシャフトは横幅が200㎝を超える物が多いため、バランスを崩したときを考え、
最低でも左右に30cm程度ずつ余裕を作りましょう。
横幅に余裕があることでプレートのつけ外しが楽になるので、
スペースの確保は事前にしっかりとしておきましょう。
ホームジムを作る際に、広さ以外のチェックポイントとは?
ホームジムを作るときは、広さ以外にも器具を設置する前に、いくつかチェックポイントがあります。
重量のある器具を扱うため、防音性や床の強度など安全対策も確認が必要です。
トレーニングを安全に行うためにも、しっかりとポイントを確認しましょう。
ホームジムを作る際のポイントは以下の3つです。
①部屋の防音性能の確認
マンションに住んでいる場合や近隣の家が近い場合など、
壁の厚さによってトレーニング中の音や振動が伝わり、騒音に聞こえてしまうことあります。
例えば、ベンチプレスなどのトレーニング中には、プレートの金属音は意外と周囲に響きます。
プレートはカバーのついているラバープレートを選んだり、
ダンベルやバーベルを収納するラックの下に、衝撃を吸収するジョイントマットを敷くなど防音対策を行いましょう。
②空調設備を設置する
空調設備がない場合には、設置可能か確認が必要です。
窓がある部屋でも、防音対策として閉めきって身体を動かすことが多くなりますよね。
そのため空調設備がないと冬場は寒く、夏場はサウナ状態になってしまいます。
サウナ状態の部屋でトレーニングを行うと、熱中症など体調を崩しやすくなるため、とても危険です。
これからホームジムを作る場合は、空調設備を設置する費用も考えつつ予算を考えましょう。
③床の補強や設置する階数
ホームジムでは重量のある器具を設置するため、なるべく1階に作るのがおすすめです。
一戸建ての場合でどうしても2階の部屋に作りたい場合は、
床の構造がトレーニング器具の重さに耐えられる構造か、建設会社に事前に確認する必要があります。
これから新築を建てる場合には、建築会社や工務店などに1度相談し、
壁や床の防音や強化方法や対策についてアドバイスをもらいましょう。
その際には、どのようなトレーニングを行うのか、器具の重さや設置数などを伝えておくと話がスムーズに進みます。
また、床の強度も非常に重要です。
木造か鉄筋かによっても床の強度は大きく変わるため、
重量を扱うトレーニングする場合には、床の補強などの対策を行ってから器具を設置しましょう。
例えば200kgのバーベルを誤って落とすと、床に大きなタメージを与えてしまいます。
そんな万が一に状況に備えて、コンパネやマットなど使って床を補強し、
荷重を分散させる方法があります。
賃貸住宅の場合は許可を得る
賃貸の場合には、ホームジムを作る許可が得られない場合もあるので、管理会社に確認しましょう。
物件を探している段階の場合も、ホームジムを作っても良いか確認が必要です。
退去後にトラブルにならないように、許可や同意をもらったことを書面に記載してもらうと安心ですよ!
ホームジムを作るメリットとは
自宅の近辺にジムがない人や、
自宅でもジムのような本格的なトレーニングを行いたいという人にはホームジムがおすすめです。
ホームジムのメリットは、主に以下の3つがあります。
①自分の好きなタイミングでトレーニングが可能
自宅にホームジムを作ることで、遠いジムに通っていた人は往復の時間がなくなります。
また、仕事帰りにジムに行けるように職場の近くに通っている人は、
休日にも自宅でトレーニングを行えます。
ジムの営業時間を気にすることなく、自分の好きなタイミングでトレーニングが可能なのがホームジムの魅力です。
②人の目を気にせずトレーニングに集中できる
ジムに通っていると、着ていく服装やトレーニング中の声を我慢したりなど、
気を遣うことがたくさんありますよね。
ホームジムでは自分1人だけの空間になるため、人の目を気にせずトレーニングに集中することができます。
自分の好きな服装はもちろん、周りを気にせず声も出せるので、トレーニングの時間を楽しめます。
③自分専用の器具でモチベーションが上がる
最近はおしゃれでかっこいいデザインのトレーニング器具も増えているので、選ぶだけでも楽しいですよ。
自分だけが使えるトレーニング器具は、好きなものを選べてモチベーションが上がります。
また、ホームジムに設置する器具は種類が豊富なため金額はさまざまです。
自分専用の器具だからこそ安全性や性能などを見極め、初期投資を惜しまないようにしましょう。
ホームジムに必要な広さを知って自分に合った器具を選ぼう
ホームジムの作ることを考えている場合、4畳半の広さがあれば自宅にホームジムを作ることが可能です。
トレーニングの種類を増やしたい場合には、6畳〜8畳の広さがあれば自宅で本格的なトレーニングを行えるでしょう。
重量の器具を扱ったトレーニングには、安全対策や防音対策、空調設備などをしっかりとすることが大切です。
対策しておくことで自宅のトレーニングが快適になりますよ。
器具を選ぶときには、部屋広さだけでなく長期的に使うことを考え、
自分に合ったものを選択することをおすすめします。
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本格的な筋トレに興味のある方は1度チェックしてみてくださいね!