ホームジムで後悔しないために!器具の選び方や失敗回避策を紹介
こんにちは!トレーニングマシンメーカー・ZAOBA(ザオバ)の上地です。
トレーニングを日課としている方の中には、
既にホームジムをお持ちの方やホームジムの導入を検討している方が少なくないのではないでしょうか。
ホームジムは「忙しくてジムに行けない」「自分の好きな時にトレーニングしたい」という悩みを解消し、
自分のペースでのトレーニングを可能にしてくれます。
しかし、ホームジムを作った人の中には「失敗した」「後悔している」なんて声も。
ホームジムの導入においては、どんな失敗や後悔が起こり得るでしょうか。
そこで今回は、ホームジムの導入でよくある後悔例とその回避策をご紹介します。
ホームジムにおすすめの器具もご紹介しているので、ホームジムに興味のある方は参考にしてください。
ホームジムでよくある後悔例と失敗回避策を紹介!
まずは、ホームジムを導入した人が陥りやすい後悔例とその回避策を解説していきます。
ホームジムを作る時には、作ってから後悔することのないよう、
対策を十分に取るようにしましょう。
ホームジムでよくある後悔の例
ホームジムの導入でよくある後悔の例を6つ挙げていきます。
①モチベーションが維持できない
ホームジムで後悔する例として多いのが、
「ホームジムを作ったのに、トレーニングに対するモチベーションが続かなかった」というもの。
お金と手間をかけてホームジムを作っても、トレーニングが続かなければ、
ホームジムは無駄になってしまいます。
モチベーションを維持し、トレーニングを長期にわたって続けられるかどうかは、
ホームジムを成功させるにあたって重要なポイントです。
②自分でのメンテナンスが面倒
ジム施設でのトレーニング器具のメンテナンスは、その施設のスタッフが行ってくれます。
しかし、ホームジムの場合、器具のメンテナンスも当然自分で行わなくてはなりません。
正しくトレーニングをしたり安全性を保ったりするために、器具のメンテナンスは必須。
メンテナンス方法に関する知識も必要になるでしょう。
ホームジムを作ったもののメンテナンスが面倒になり、
結果的にホームジムを使わなくなったということにならないよう、注意する必要があります。
③器具が大き過ぎた
ホームジムについては、大きすぎる器具を選んだことによって後悔している方もいます。
トレーニング器具は、大きくて重量もあるものが多数。
専用施設であればあまりサイズを意識しないかもしれませんが、
普通の住居に入れるには大きすぎるものが多いのです。
そのため、トレーニング器具を購入したのに、いざホームジムに運び込もうとすると、器具が大き過ぎて入らなかったり、
器具が室内の場所を取ってトレーニングがしにくくなったりという例は、少なくありません。
④騒音や振動を気にしてトレーニングに集中できない
ホームジムでトレーニングを行うとなると、どうしても周囲への騒音や振動には気をつけなければなりません。
そもそも、一般的な住宅でバーベルを床に落とすような衝撃や音が強いトレーニングはおすすめできませんが、
器具同士が触れたりダンベルやバーベルを置いたりといったちょっとした衝撃や音でも、周りには響いてしまう可能性があります。
騒音や振動を気にしなければならないという点は、ホームジムの大きな課題です。
⑤コストがかかる
ホームジムを導入するには、当然コストがかかります。
床の補強をして、必要に応じて空調や防音設備を導入し、
さらにトレーニング器具を揃えるとなると、費用はかなりのものになるでしょう。
ホームジムを導入しようとした人の中には、
「思ったよりもコストがかかってホームジムを断念した」というケースもあります。
⑥使わなくなった時の処分に手間がかかる
ホームジムは、不要になった時の処分に手間がかかります。
トレーニング器具は重く、家庭ゴミで出せない部品がほとんどです。
そのため、器具を解体して処分に出すのは、一苦労するでしょう。
ホームジムで後悔しないための対策
ホームジムで後悔しないためには、どのような対策を取れば良いのでしょうか。
ホームジムを導入する前に確認しておきたい対策を5つご紹介します。
①近隣にジムがないか、オープン予定がないかチェック
ホームジムを作って後悔しないためには、まず近隣の通いやすい場所にトレーニングできるジムがないか、
また、オープン予定がないかチェックしておくことが大切です。
無理なく通える範囲・時間にオープンしているジムがあれば、
手間とお金をかけてホームジムを作らなくても、自分のペースでトレーニングを行えます。
ジムには器具の種類も多いため、より多様なメニューでトレーニングをすることが可能です。
②実際にジムに通ってモチベーションが続くかチェック
一時的なモチベーションでホームジムを導入し無駄にしてしまうことのないよう、
ホームジムを作る前に実際にジム通いを体験してみるのもひとつでしょう。
ジムに通う中で、トレーニングへのモチベーションが維持できることを確認し、改めてホームジムの必要性を感じられれば、
ホームジムを長期的に活用できる可能性が高くなります。
また、実際にジムに通うこと、自分にとって必要な器具も把握できるでしょう。
③部屋の広さや高さの事前確認は必須
ホームジムの器具を購入する前には、必ず部屋の広さや高さを確認しておきましょう。
部屋の広さや高さに合った器具でなければ、ホームジムに置くことも、
のびのびとトレーニングをすることもできなくなってしまいます。
部屋と器具のサイズ選びは慎重に行ってください。
④強度や防音状況も確認!賃貸・集合住宅では承認も必要
ホームジムに重い器具を置いたり、振動や音を伴う激しいトレーニングをしたりする予定がある場合には、
建物の強度や防音状況をよく確認しておくようにしましょう。
周りを気にせずトレーニングをしていると、近隣の人や家族に迷惑をかけてしまう恐れがあります。
また、賃貸物件やマンションなどの集合住宅の場合は、
大家さんや管理会社に事前承認を取る必要があります。
承認を得ずホームジムを作ってしまっては、騒音問題や部屋の補償問題など、
後に起こり得るトラブルが深刻化する可能性があるためです。
⑤器具は一気に買わず、徐々に増やす
トレーニング器具を一気に揃えると、膨大なコストがかかります。
器具を一気に揃えても、モチベーションが下がってすぐに使わなくなってしまえば、
それらにかけたお金と手間はもったいないですよね。
そのため、ホームジムの器具は一気に揃えるのではなく、徐々に増やしていくのがおすすめ。
最低限の設備から始め、必要に応じて器具を追加していきましょう。
そもそも、ホームジムにしなくても、ダンベルとベンチだけでも十分という可能性もあるので、
ホームジムを導入する際にはよく検討してください。
ホームジムで後悔しない器具やマットの選び方とは
ここからは、ホームジムで後悔しない器具やマットの選び方をご紹介します。
ホームジムにあった方が良い器具とその特徴
ホームジムにあった方が良い基本の器具は「ラック」との「ベンチ」の2つ。
これらをベースに、ダンベルやバーベルなど、
必要に応じて器具を足していけば、トレーニングの汎用性に優れたホームジムが作れます。
ラック
ラックは、ホームジムの中心となる器具。
フレームを使ったトレーニングやバーベルを使ったトレーニング、
また、細かなトレーニング器具の収納にも役立ちます。
汎用性に長けているのはパワーラックですが、部屋がコンパクトな場合は、
小さめのハーフラックをチョイスしても良いでしょう。
◆おすすめ
日本人の体格に合わせて作られたパワーラックは、安定感のある堅牢設計。
大きめですが、堅牢なフレームがさまざまなトレーニングを可能にするので、
ホームジムの核におすすめです。
力強いデザインと収納力も魅力的!
ベンチ
ホームジムには、ベンチもあった方が良いでしょう。
ベンチは、自重での筋トレにも、ダンベルやバーベルを使った筋トレにも活用できます。
おすすめは、角度調整ができるアジャスタブルベンチ。
角度によって負荷を変えながら、より幅広いトレーニングが可能になります。
◆おすすめ
柔軟さと頑丈さを兼ね揃えたトレーニングベンチ。
重量級の選手にも対応できる堅牢さが特徴です。
バックパッドは0°~85°で角度調整が可能。
キャスターも付いており、移動も簡単に行えます。
床を補強するマットの選ぶポイントとおすすめマット
ホームジムを作るには、まず床をマットやコンパネで補強しなければなりません。
床の補強のためのマット選びのポイントは、以下の2点です。
①器具に合ったマットを選ぶ
床を補強するマットは、導入する器具に合ったものを選びましょう。
重い器具や衝撃・音の強いトレーニングをしない場合には、
薄めのマットでも対応可能ですが、大型の器具を置いて激しいトレーニングをしたいという場合には、
厚みがあって衝撃吸収性に優れたマットを選ぶ必要があります。
②硬さのあるマットを選ぶ
マットは、柔らかすぎると器具や姿勢が安定せず、危険です。
大型の器具や重い器具を扱うなら、硬度の高いマットを選びましょう。
おすすめは、一般的なジムに敷かれているのと同等の硬度60以上のものです。
おすすめマット
ネオフレックスラバーマットは、ダンベルやバーベルの衝撃に耐える強い耐久性と、グリップの効いた安全性に優れたアイテム。
1m四方のジョイントタイプなので、部屋の大きさに合わせて簡単に敷くことができます。
ホームジムは後悔しないための事前対策・情報収集が大事!
ホームジムには、モチベーションの維持やメンテナンス、
部屋の大きさ、騒音、コスト、処分などといった、陥りやすい後悔ポイントが複数あります。
ホームジムを導入して後悔しないためには、事前の対策や情報収集が必須。
トレーニングを続けられるか、環境は整っているか、周囲の理解を得られるかなど、必要な点をしっかり確認した上で、
周りの迷惑にならないよう十分な対策をして、ホームジムを始めましょう。
また、ホームジムの基本器具としておすすめなのは、ラックとベンチ、マットです。
そこに、必要に応じてバーベルやダンベルなどをプラスし、
自分に合ったホームジムを完成させてくださいね。
トレーニング器具を開発・販売するZAOBA(ザオバ)では、
プロ選手も使用する多様なトレーニング器具を取り揃えています。
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